平湯温泉について
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平湯の伝説
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平湯温泉について

平湯温泉には、平湯温泉発見の由来の「白猿伝説」、 「山伏の湯」など色々な伝説や民話が残されております。


平湯温泉
平湯温泉

そのむかし、信濃の国で上杉謙信とひどい戦いを続けていた武田信玄は、
越中を手に入れようと考え、飛騨を攻め入ることにしました。
大将山県昌景は、沢山の軍勢を引き連れて峠越えをしようとしたのですが
頂上を超えるころには皆疲れきっており、その上硫黄岳の毒霧が出て
倒れるものが続出しました。
やっとのことで平湯あたりにたどり着いた時、老いた白猿が皆の前を
歩いて道端の湯に導いてくれました。
そこで皆、我先にと猿が教えてくれた湯に入って疲れを癒し、
みるみる内に元気を取り戻しました。
この話があちこちに広がり遠くからも平湯を訪れる人が多くなったそうです。

平湯温泉

むかし山伏が平湯に現れて、重々しい呪文を唱え重い病気を治したり、湯をグラグラと煮えたぎらせ村人たちにその湯をふりかけたが、
まったく熱くは感じず、大評判となりました。
山伏は得意になって、次から次へと自慢話を始めましたがある村人が
「村はずれにある、地獄へと続いているといわれるお湯には入れまいて」というと、 むっとした山伏は
「おれの呪文にかかれば、この村の湯はただの水同然だ」と豪語しました。
村人たちが見守る中、山伏が呪文を唱えながらお湯に飛び込むと、次々と湧き出てくる熱い湯に耐え切れなくなり逃げ出そうとしましたが、
湯垢で滑って上がる事が出来ず、とうとう茹で蛸のようになって死んでしまいました。
その湯をいつしか「山伏の湯」と呼ぶようになったそうです。